円安と物価・光熱費の高騰など家計における支出が特に増える中、家計管理や節約、資産形成に関心を持つ方が増えたのではないでしょうか?
結婚5年目の我が家は、数ヶ月前から本気の家計管理を始めました!
多くの専門家の書籍や情報発信をもとに取り組んでいます。
この記事では私が本気の家計管理を始めるにあたり
✔️行った3つのこと
✔️見えた家計の問題点の解決策
についてお話していきます。

我が家の具体例や資産額も公開していきます!
●漠然としたお金の不安が少なくなる
●家計管理において自分が今何をすべきかわかる
家計管理を始める方・悩んでいる方はご覧いただけると嬉しいです。
家計管理のおすすめ本
家計管理を始めて貯めるスピードが加速した我が家。
お金の勉強として10冊以上の本を読んだ中で最も
- 読みやすい
- わかりやすい
- 実行しやすい
と感じた本がこちらです。
なんといっても図やイラストが多いのでスラスラ読みやすい!
家計管理に取り組む人にとって最初の1冊にふさわしいかなと思います♩
【家計管理】まず行った3つのこと
本気の家計管理を始めるにあたり、私がまず行った3つのことです。
①収支の把握

皆さんは1ヶ月の収入と支出を把握していますか?
支出は何にいくら使っているか把握していますか?
家計管理のプロ達が決まって言うことは『まず収支を把握する』こと。
数ヶ月前の私は収支も支出の項目も大まかにしか答えることができませんでした。
以前の我が家の家計管理は以下の通りです。
- 基本的には主人の給与から生活費を捻出
- 私の給与は貯蓄
- しかし私の給与から支払う固定費・生活費も一部あり
夫の給与→生活費、私の給与→貯蓄
と分かりやすくしたものの実際は支出の出所が入り乱れていました。
そのため収支の把握ができていない状況でした。
更に長男が産まれてからは支出も増え、ますます支出の把握ができずに貯蓄率は激減。
まず入り乱れた収支の把握をするために
我が家で使用したのは家計簿アプリ”マネーフォワードMe”です。
使うにあたって便利だった点が以下の3点です。
- 複数の銀行口座やクレジットカード、証券口座などと連携が可能(無料版は10口座まで)
- クレジット明細を自動で家計簿に反映
- 資産総額の把握が可能
連携した口座の収支を自動的に家計簿へ反映するので、家計簿をつける必要もなし♪

生活で使う口座やカードを連携することで収支が一目でわかります!
生活に関わる銀行口座・クレジットカードを連携しただけで収支がはっきり見える化しました!
(現金支出はその都度レシート撮影か入力が必要です)
更にクレジットの各明細まで反映され、その明細をカテゴリー分けすると何にいくら使ったかまで一目瞭然!

これでまずは第一歩である支出の把握と共有ができました◎
②金融資産の把握

皆さんは金融資産をどのくらい持っていますか?
意外と把握されている方は少ないのではないかと思います。
そもそも金融資産とは現金(預貯金)や株式、債権や投資信託、生命保険、商品券や小切手のことです。
自身や家庭の金融資産額を把握することで
✔️お金の目標を立てやすくなる
✔️預貯金すべきか資産運用の余力があるのか知ることができる
などのメリットがあると思っています。
ですから、一度自分の金融資産額を計算することをおすすめします!
我が家は前述のマネーフォワードMeを使って簡単に金融資産の把握ができました◎
銀行口座、証券口座、保険など様々な資産を連携し管理できるため助かります。
2022年9月時点(記事作成時)での我が家の金融資産総額は約880万した。

金融資産額を知ったおかげで資産運用を始めることができました♪

③具体的な資産目標を立てる

家計管理や資産運用の書籍で繰り返し書かれていることが
『具体的な資産目標を立てる』こと。
しかし”目指せ○○万!”のような資産目標を立てる前に
✔️なぜ家計管理・資産形成をするのか?
を自分の中で明確にすることが大前提です!
ここが明確だと目標がブレにくく、ブレても正しく軌道修正できます。
我が家の家計管理へのモチベーションは以下の2つでした。
- 子どもの教育資金の確保
- 将来(40代以降)の開業資金の確保
子どもの教育資金は高校卒業までに1人あたり800万を目標に設定。
16年後、18年後までに計1600万となるわけですがこれだけだとピンとこないので、日常生活で考えられるところまで数字を落とし込みます。
つみたてNISAで1600万を達成するために必要な毎月の積立金額を計算します。
計算には金融庁の資産運用シュミレーションが便利です。
毎日8万を年利5%で運用するとこんな結果になりました。
16年で約1500万が2300万に!
これで教育資金は確保できますが、これに加えて将来の開業資金の確保も必要となると月8万以上の貯金が必須です。
そのためには…とこんな感じで目標から逆算していくと大まかな毎月の貯金・投資額がわかるかと思います。
毎月の目標が定まるとやる気もできますよね。

我が家は主人の給与で生活費をやりくりして、私の育休手当や収入を貯金や投資に回しています!
ですが資産形成中も家族の経験や体験に使うお金はキープして楽しみながらやっていきたいと思います♩
家計の問題点が見えてきた

先の項目で行った収支の把握から家計の問題点が見えてきました。
支出における食費の割合
主人も私も増大に気づきつつ、見ないふりをしていた食費。
私が切迫早産の診断を受け、自宅安静管理となり宅配おかずやネットスーパーの注文が増加。
先に発表すると我が家は8万近くの食費になっていました!(一部日用品も含む)ひゃ〜
私が自宅安静期間は割高な冷凍おかずや冷凍野菜への支出は仕方なかったと思います。
しかし問題は私が自宅安静となる前!
なんとその時も安静期間と変わらない高い食費でした‥

3人家族とは思えない食費ですよね‥
食費月3万5千円で収めていた時もあったので、その月との違いを見ると食費の増大の理由は明確でした。
✔️買い物頻度が多い
✔️コンビニ利用が多い
これに尽きます。
週2回の買い物が週3〜4回になっては、その度に余分な物やお惣菜などを買っていました。
主人は主人で毎日のお昼ご飯をコンビニで購入。
流石に8万の食費の見直しなしには資産1000万は不可能なので、しっかり目を向けて良かったです。
まだ見直せた固定費
5年ほど前から夫婦ともに格安SIMに切り替え、電力会社も変えていた我が家。
もう固定費で見直すところはないと思ってましたが、見直し箇所はいくつかありました。
①生命保険
→月1万の貯蓄型生命保険に加入していた私。
保証内容は薄く、貯蓄性も低いことを再認識。
→解約で発生する損益分もつみたてNISAや投資信託で中長期的に問題なく回収できることを確認し解約を検討
②資格維持のための協会費
→専門職のため資格維持の協会費が毎年数万円発生。
調べると育休取得者は減額措置で1万円以上安くなるとのことでした。
③wifi費
→通信速度がとにかく遅く、コストに見合っていませんでした。
→”Fast.com“で速度を調べたところ、かなり遅い通信速度とわかり解約を検討しました。
(一般的なWebや動画閲覧なら10Mbps、高画質動画閲覧でも30Mbpsあれば十分といわれています)
\固定費についての詳しい話はこちら/

家計の問題点を1つずつ解決

こうして見えてきた家計の問題点を1つずつ解決していきました。
食費を抑えるために
私が自宅安静が解除となり動けるようになったので、宅配の冷凍おかずは解約し、下記の2つを徹底することにしました。
この2つを徹底していた時期は食費が月3万5千でしたので効果は実証済みです!
①ネットスーパー含め買い物は2回/週
②メイン料理だけ1週間分献立を決めて買うものリストを作る
我が家は毎週決まって買うもの(卵や牛乳、ヨーグルトや食パンなど)と日用品はネットスーパーを利用しています。
その他の生鮮食品(お肉・お魚・野菜・果物など)は近くのスーパーで購入というスタイルをとっています。
✔️注文確定まで余裕があるため買いそびれが少ない
✔️そのため突発的な買い物回数が減る
✔️店舗での買い物時に余分な買い物やかける時間が減る

荷物も重たくないし、コロナ禍での外出の心配も減ったよ!
我が家はイオンネットスーパーと生協を隔週で利用しています。

そして1週間分の献立をメイン料理だけ考えておくと余分な買い物がぐんと減ります。
メイン料理に使う材料+余分に野菜、果物を買って買い物は終了です◎
メイン料理で余る野菜やその他食材、乾物は副菜や汁物に使えば食材ロスもありません。
今月は気合を入れてこの2つを徹底しようと思うので、今月の食費が楽しみです♪
固定費の見直し
①生命保険を解約し新規検討
→今までの保険は解約し、月2,000円程度の掛け捨て保険の加入を検討。
貯蓄型保険よりも保障は手厚いです!
→解約に伴い損益がでますが、その分NISAの増額やインデックス投資に回した方が、中長期的に+だと考えました。
結果として年間96,000円の節約になりました。
②育休者の減額制度を利用する
→資格維持のための年間2万円を、制度を利用し年3千円にカットすることができました!
→長男が産まれた際はこの制度も調べず利用できませんでした。

情報収集は積極的に行わなきゃ、と痛感したよ〜
1年で17,000円の節約になりました。
③wifiの解約
→我が家ではあまりの通信速度の遅さにソフトバンクAirを解約しました。(5,910円/月)
→夫婦ともに楽天モバイル。
無制限に3,278円/月で速度制限なく利用でき、ネット使用の際はテザリングすることに。
→通信費はスマホのみとなり年間70,920円の節約になりました。
固定費の見直しについてはぜひこちらもご覧ください。

貯める仕組みを作って楽しく家計管理をしよう!
本気の家計管理を始めるにあたって、私が行ったことをご紹介しました。
✔️なぜ家計管理をするのか?を明確にする
✔️家計管理を始めるには以下の3つが最重要
①収支の把握(マネーフォワードMe)
②金融資産の把握(マネーフォワードMe)
③具体的な資産目標を立てる
家計管理の仕組み作りや、家計の見直し・振り返りは時間がかかりますが
そこから問題が見える化して目標が立つと、あとは楽しく家計管理が行えるかと思います♪
なるべく楽に時間をかけずにやっていきたいですよね。
資産目標を達成する間も楽しみながらやっていきましょう!
読んでいただきありがとうございました。