こんにちは〜ころんです。
あなたはお金に対する不安はありますか?
特に20代、30代では転職・結婚・子育て・マイホーム購入など人生のイベントが多く何かとお金が必要になりますよね。

絶賛子育て中の私は漠然としたお金の不安が常にありました!
次男の出産を目前にして本気の家計管理と資産運用を始めました。
家計管理については以前の記事でご紹介していますので興味のある方はご覧くださいね。

今回はお金の知識0だった私が、どのように資産運用を始めたのかについて紹介します。
後半では実際の我が家の資産運用方法や資産額についても載せています。
同じように漠然と将来に対するお金の不安がある方や、資産運用をこれから始める方の参考になればと思います。
✔️将来のお金に対して不安がある人
✔️資産運用をこれから始めたい人
✔️資産運用や投資初心者の人
✔️資産運用を行っているが不安がある人
【初心者におすすめ】資産運用の始め方

資産運用といっても一体何から始めたら良いのか悩みますよね。

私も意気込んだものの何から始めたら良いのか分かりませんでした…
そこで資産運用の知識を発信している専門家達の著書やコンテンツを読み込んで勉強。
その知識を自分の中で以下のような時系列にまとめ、実践していきました。
step1 資産運用の目標(目的)を考える

初心者が資産運用にするにあたって、様々な資産運用の達人達がまずおすすめしていたことが目標や目的を考えることでした。

うまくいっている人の意見を聞いて行動に反映することが、1番の近道ですね!
私の場合、資産運用の目的はこの2つでした。
②現在や将来において心の豊かさにお金を使いたい(体験や経験)
具体的には子どもがもう1人欲しいと考えていたため、お金の不安で家族計画を諦めたり子どもの進学先の選択肢を減らしたくない!
という思いが1番強かったです。
step2 自分の金融資産額を知る

目的が定まったら現時点での自分の資産額の把握です!
ここでの資産は現金や預金、株式、債権、投資信託、生命保険や商品券等の金融資産を指します。
(車や持ち家、貴金属などを除く)

“マネーフォワードMe”という家計簿アプリで簡単に把握できました◎
②確定拠出年金や個人年金についても連携が可能
③無料版でも10口座まで連携が可能
家庭の貯蓄用口座は私が管理しているものの、自分の確定拠出年金や主人の年金保険を合わせた総資産額ははっきりとわからず。。
主人にもstep1で立てた目的のため、我が家の資産を把握し資産運用していきたい旨を話しました。
その上で主人名義の口座もアプリに連携し、我が家の総資産額を共有・把握することに成功◎
(夫婦ともにアプリをダウンロードし、共通のアカウントでログインすれば共有できます♪)
ただ全てを把握するのは息が詰まるので、主人の自由なお金?の口座は未連携にしています。
step3 1ヶ月の支出を把握する
こちらに関してもstep2同様にマネーフォワードMeを使って簡単に把握することができました!
というのも、このマネーフォワードMeでは連携した銀行口座やクレジットカードの各明細を自動で家計簿に反映してくれるんです!
現金払いに関してはその都度レシート撮影もしくは手入力して完了です!
各々の明細もカテゴリー分けができるので、固定費や食費など項目毎の出費の把握が可能です。
我が家では支出の把握と並行して、固定費の見直しも行うきっかけとなりました◎

step4 自分のお金を3つに整理する

今の総資産額、毎月の生活費がわかったところで次に考えることはこちら。
どれだけのお金を資金運用に回せるか?
手元にあるお金をと全て投資に使うのは危険すぎますし、リスクは怖い!と全てのお金を銀行預金にしても資産が増えるのは難しくなります。
そこで考えることが”お金を3つに整理する”ことです。
資産運用の世界で多くの方が提唱している、資産運用の基本の考えになります。

資産運用をする資金余裕があるのか?どのくらい資産運用に回しても良いのか?がはっきりしたよ!
❷無リスク資産
❸リスク資産
1つずつ紹介していこうと思います。
❶生活防衛資金
生活防衛資金というのは、病気やケガ・災害など不測の事態のために備えるお金のことです。
この生活防衛資金はその人の状況(家族構成や職業)に応じて変わってきます。
計算するにあたってstep3で把握した1ヶ月の生活費が基準になってきます。
様々な見解がありますが大まかにこんな感じ↓
*夫婦(子どもなし)の場合、生活費3〜6ヶ月分
*夫婦(子どもあり)の場合、生活費の6ヶ月~1年分
自営業の場合だと、上記の2倍程度を目安にすると良いようです。
この生活防衛資金は他の資産とは混在せず、預金としてキープすることがまず第一です。
生活防衛資金が貯まっていない場合は、資産運用の前に家計の見直しなどを行ってこの部分を確保するのが最優先です!
❷無リスク資産
無リスク資産は”元本が保証されている資産”のことを指します。
つまり減ってしまう可能性のない安全な資産ということになります。
普通/定期預金、国債などがこれにあたります。
現在の金融資産から❶の生活防衛資金を引いた資金を、❷無リスク資産と❸リスク資産に分けるのですが
この割合の正解はこれ!といった答えはないようです。
日本人は無リスク資産:リスク資産=5:1、アメリカ人は無リスク資産:リスク資産=1:1で分けることが平均的だそうです。

はっきり国民性が出ていて面白い!
個人的には1:1〜5:1の割合の間で、自分の近い将来に予想される出費を考えて割合を決めていけば良いのかと考えています。
例えば結婚式や車購入の予定があるなどのイベントが近い将来にあるのであれば、それに備えるだけの無リスク資産が必要かと思います。
❸リスク資産
金融資産額−❶❷=リスク資金になります。
リスク資産とは株式や投資信託、不動産といった元本保証がされていない資産が挙げられます。

株や投資と聞くと専門知識を持った人しかできないのでは?
数ヶ月前の私はこのように考えていましたし、つみたてNISAやiDeCoなどのワードは聞くものの詳しい内容はわからず。
しかしながらstep1〜4を通してリスク資産で資産運用をする資金的余裕があると確認できたなら、一歩を踏み出すことのハードルは少し低くなっているのではないかと思います。
step5 実際に資金運用をしていく

資産運用に回せる資金がわかったところで、最後はどんな方法で資産運用をしていくかです。
もし私と同じく資産運用が初めて、という方が1番最初に検討すべきものは圧倒的に”つみたてNISA”かと思います!

つみたてNISAについてきちんと理解すると、投資は何となく怖いものだと思っていた考えが変わったよ!
つみたてNISAについての詳細は以下をご参考になさってくださいね。
参考:金融庁 つみたNISA早わかりガイドブック
もうここにたどり着く時点でリスク資産の許容額もわかっているため、投資額に迷うこともないかと思います。
とはいっても初めての資産運用となるとドキドキしますよね‥!
したがって最初はstep4で確認した金額よりもうんと少額からスタートして、感覚を掴んだり慣れていっても良いと思います。
少しずつ慣れてきて更に他の資産運用を考える際はiDeCoやインデックス投資あたりがよいのではないかと考えます。
【具体例】我が家の資産運用方法と金融資産額
我が家は前述のstep1〜5を経て資産運用を始めました。
実際の流れは以下の通りです。
①漠然としたお金の不安をなくす
②現在や将来において心の豊かさにお金を使いたい
マネーフォワードMeを使用
我が家の金融総資産額は約600万
(現金・預金・保険・確定拠出年金)
マネーフォワードMeを使用
1ヶ月の支出は25〜30万
(夫婦+子ども1人の3人家族)
生活防衛資金は35万×6ヶ月=210万としました(秋に第二子出産予定のため多く見積もり)
600万(金融総資産)-210万(生活防衛費)=390万
無リスク資産→260万(主人の積立個人年金と預金)
リスク資産→130万(つみたてNISA、ジュニアNISA)
夫婦ともに楽天証券にてつみたてNISA開始
息子のジュニアNISAも楽天証券にて開始
こんな感じで我が家の資産運用は始まりました!

無リスク資産とリスク資産の割合は2:1で設定したよ〜
実際はリスク資産の運用資金は上記の設定より少ないのですが、資産運用に慣れる意味を込めて今はそれで良いと考えています。
また年末あたりに割合を再検討の予定です。
まとめ

今日は資産運用初心者が失敗しないための資産運用の始め方についてご紹介しました。
step1 資産運用の目的(目標)を考える
step2 自分の金融総資産額を知る
step3 1ヶ月の支出を把握する
step4 自分のお金を3つに整理する
step5 実際に資産運用をしていく
実際に資産運用するにあたり我が家もこの手順で進めてきたわけですが、
我が家にはいくらお金があるのか? 万が一に備えるお金はあるのか? 投資を始める資金余裕はあるのか?
という漠然とした不安が、数字として見える化したことですごくスッキリしました!
最初は少し手間かもしれませんが、仕組み作りさえ済んでしまえばそこからはかなり楽かと思います!
これから資産運用を始める方や、資産運用中だけど不安がある方の少しでも参考になれば嬉しいです。